パンジャビドレス
お問い合わせの多かったパンジャビドレスをアップいたしました!
最近は民族衣装といっても気軽にお召しになる方も多くなってきました。わたくしにいただくお便りにも、アジア系のイベントで着ました!友人の披露宴で着ました!インド料理のお店のコスチュームに!愛知万博でコスチュームとして使用しました!など、嬉しいご報告をいただきました。店主も友人の軽井沢での披露宴でこのパンジャビドレスを着て出席しました。軽井沢の緑豊かな景色の中ではちょっぴり異色でしたが、珍しがられて嬉しくなりました。その時着たパンジャビドレスはインドのグジャラート州というガンジーの故郷にあるアシュラムで、恵まれない女性達が一針一針刺繍を施していた、とても素敵なパンジャビドレスでした。今度皆様にもそちらのパンジャビドレスがご紹介できる日がくればと思います。
パンジャビドレスの買い付けはかなりの重労働です。サルワール(ズボン)、カミーズ(ドレス)、デュパタ(ショール)の3点セットもあるので、検品が非常に大変なのです。インド人にしては根気があり、外国人バイヤーには慣れているはずの仕入れ先の店主も根をあげるほど、日本人は品質にうるさい!インド製品で日本国内で通用するものを仕入れするのはなかなか大変な作業です。埃っぽい場所で頭に血が上りながらものすごい勢いで検品をしていると、のん気に「チャイ飲むか」と声をかけてくる。ペースを乱しながらもインド人の好意に甘えて、甘いチャイをすすりながらひたすら検品です。そこまで気合を入れてチェックしたつもりでも、日本に戻ってもう一度見ると、汚れている、ほつれている、布にペンで書き込みが!パンジャビドレスの検品をした日は、ホテルのベッドで疲れていつもぐったりです。
日本で時々見かけるインドの女性で、残念ながら「うーん素敵!」と見とれるほどのパンジャビドレスを着ている方はあまりお見かけしないのですが、インドでパンジャビドレスはピンからキリ。デリーやムンバイなどの大都会で見かける若いインド女性は、生地といい、刺繍といい、とても素敵なパンジャビドレスを着ています。そういう女性はかなりのハイカーストの人と言ってもいいでしょう。フェーンで販売しているパンジャビドレスはごくごく一般的な中流階級の方が着るようなパンジャビドレスです。でもそういうものこそ、日本で着るには豪華過ぎず、若い女性にも似合うかもしれません。
是非HPの方も見てみてくださいね!
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