進化するバンコクへ

　3年ぶりに古巣のバンコクへ行っておりました。

　3年という歳月の間、「バンコクは変わった」とあちこちから聞こえてくる声に少し不安もありましたが、まるで街全体がテーマパークのように日々変化し続けるバンコクを久しぶりに体感して、充実の1週間でした。

近未来の都市のように変わってしまったところもありつつ、でも路地裏をのぞくとのんびりしたいつものバンコクの街角もあり、3年ぶりだというのに私の事を覚えてくれている屋台のおばさんが変わらぬ笑顔で迎えてくれたり、嬉しい再会もありました。

　これから少しずつ写真と共に旅の風景を振り返りたいと思います。

旅のひとこま⑦ホーチミン

　初めてベトナムを訪れたのは2年前。いつもの慌しい買い付けというよりは、ホーチミンの景色を楽しんで、ゆっくりおいしいお酒やご飯を食べて、マッサージで癒される、それが目的の旅。

　同じアジアでもタイとは一味違う、街角の何気ない風景がバンコクよりぐっとレトロでお洒落。最近のバンコクもお洒落だけど最近作られたのとは違うこなれた風景。

　南国特有のむせかえるような暑さを逃れるために、ふらっと入ったチャイナタウンのカフェもなんだか素敵。外の暑さが嘘のようなひんやりしたカフェでベトナムの濃い目のコーヒーにミルクをたっぷり注いで疲れを癒します。

　外に目を向けるとたくさんのバイクの中に、荷物を運ぶ三輪自転車、アオザイをなびかせて歩く女性・・・。

　ぼっーとしながらもアジアの街角の風景に目を奪われます。